冷たくておいしいお茶を、手軽に飲みた〜い!
でも手間が・・・
とお悩みの皆さまに、手軽に出来る
ペットボトルで作る水だし煎茶のご紹介です。
夏に限らず、冷たくておいしいお茶を手軽に飲みたいですね。普通にお湯でお茶お入れて氷を入れたグラスに注ぐのもおいしいですが、のどの渇きを癒すにはもっとたくさん作り置いて手軽にゴクゴク飲みたいものです。

いつの間にか日本中がペットボトルのお茶を飲むようになりましたが、味のわかる皆さまには、苦渋系の番茶味は旨み成分が少なく、おいしさに欠けると日頃感じているはず。手軽さゆえにしかたなくご利用になっている方も多いと思います。

そこで、ふだん使いのおいしいお茶を水だしで手軽に飲むことをご提案します。苦さや渋さの元となるカフェインやタンニンの溶出する温度は80度前後に溶けだすピークがあり、旨みや甘味の元になるアミノ酸成分のテアニンは50〜60度ぐらいの低い温度でよく溶け出します。だから、低温の水でじっくり淹れる水だし茶は、同じ茶葉をお湯で淹れるときよりも苦みや渋みがとても少なく、まろやかでおいしく感じることができるはず。市販のペットボトル茶と飲み比べると、おいしさの大きな違いに驚かれるかもしれません。

あまりにも当たり前のことなのですが、ご紹介するのは特別なつくり方ではありません。ご用意頂くのはしっかりと蓋が閉まる容器(ペットボトル)と急須、そしておいしいお茶と水です。

作り方は:蓋のしっかり閉まる容器に水と茶葉を入れ少し振って冷蔵庫に入れておくだけです。

つまり、、、
作り方は、ミネラルウォーターのペットボトルに茶葉を入れるだけです。

(・"・) カンタンでしょ?

ポイントを箇条書きにしました。

●しっかりと蓋の出来る容器を用意します。

広口のペットボトル推奨:広口のペットボトル製品は少ないのですが、お茶を入れるのに入れやすく、洗浄しやすいので何度か再利用可能です。当社取り扱い商品ではありませんが低価格で宅配のミネラルウォーターをご紹介します。

●茶葉の分量は、2リットルに対し、ティースプーン2〜3杯

*グラム数にすると2Lの水に対し茶葉を 5g〜6gぐらい。
*作成後1日おく場合はちょっと少な目に、(前日の夜作る場合など)ゆっくりとですが時間と共に良くでます。

数十分から1〜2時間後に飲む量を作る場合は茶葉を少し多めにティ−スプーン山盛り3杯程度、お好みで調節してください。

●作成後、しばらくしたら(30分〜2時間後)一度容器を振る。茶葉の芯まで水分が行き渡り、ゆっくりお茶の成分が水に溶け出します。溶けだしたお茶の成分は底の方にたまっていますから、容器を逆さにしたり軽く振ることで攪拌し、残った成分が良く溶けて全体の味が均一になるようにします。

●飲むときにも振る。
飲むときにも容器を少し振って、いったん細かい茶こし網のついた急須に入れてからカップに注ぎます。急須や茶こしに注ぐ直前に振ることで味にムラのないお茶が飲めます。
注ぐときに茶葉も一緒に出るので、ボトルに残ったお茶が濃くなり過ぎません。

●急須か茶こし網を使って、カップに移します。ガラス製の急須なら分量が見えて、必要な分量をペットボトルから移し替えやすくて便利です。洗う手間も普通にお茶を飲むときと変わらず、茶こし網でボトルからカップに直接注ぐよりもカンタンです。

さあ、これで冷たくておいしいお茶が出来ました。冷たくておいしいお茶を手軽に飲みましょう!

ご注意!

水だし煎茶を作るときの注意点。お湯で殺菌しませんから、くれぐれも衛生にご注意ください。作業前に必ず石鹸で手を洗い、使用する容器や急須・スプーン・漏斗などの器具は良く洗った清潔なものをご使用ください。ペットボトルの使用は中まで完全に洗えませんから充分に洗浄しても2〜3回を限度としてください。夏は常温で雑菌が急速に繁殖します。作ったらすぐに冷蔵庫に入れて冷やして保管してください。飲む時にも冷蔵庫から出しっぱなしにせずに、飲み量を注ぎ分けたらすぐに冷蔵庫で保管してください。長期の作り置きはしないでください。作った翌日に飲みきるようにしましょう。

ワンポイントアドバイス
●お茶の分量
水2リットルに対し約6g(ティースプーン3杯ほど)

●長時間おくと渋みや苦みも多少溶けだしてきますので、作ってから1〜2日で飲みきるようにしてください。

●作るときの水温で出が違います。冷蔵庫で冷やした水よりも常温の水からスタートするほうが早くでます。

●お茶をペットボトルにいれるときに、漏斗が無くてもコーヒードリッパーのペーパーフィルターで、簡単に漏斗が作れます。作り方は二つ折りにして下の端をハサミで切ります。二つ折りの片方を広げてボトルの口に挿してお茶を入れます。この他にもキッチンペーパーをくるっと巻いて使うなど、いろいろ工夫してください。

●ペットボトルにお茶を入れるのに、漏斗が有ると便利です。特に、広口ではない普通のペットボトルは、こんな漏斗が有るとベンリです。
100円均一のお店などにいろいろあるようです。

●ペットボトルのミネラルウォーターでお作りになる場合、お茶を入れやすいように少し水を減らしてからお茶を入れてください。

推奨する急須は耐熱ガラス製で細かい目の茶こし網がついた物。中身が見えるからペットボトルから移し替えるときに必要な分量がわりやすいし、お茶の水色もよくわかります。当社取扱品ではありませんがここにリンクを貼っておきますのでご参考にしてください。

推奨する容器は広口のペットボトル。茶葉を直接入れるので、口が広い方が入れやすいし、飲み終えて中身を出すときにも出しやすく洗いやすいのでとても便利です。2リットルの容器なら家族の分をまとめて作り置くのにたっぷりあるし、冷蔵庫のドアポケットに収まりが良いですね。(今回は2Lのミネラルウォーターボトルを使いました)→当社取扱品ではありませんがここにリンクを貼っておきます。*もちろんペットボトル以外でもしっかりと蓋が閉まる容器なら利用できます。

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日本は水の豊かな国です。日本にはおいしい水道水を飲める都市がたくさんあります。たとえば富士山周辺の都市は富士山の地下水を水道水として使っていて、ミネラルウォーターのようなとてもおいしい水をふんだんに飲めます。しかし大都市ではそうはいきませんね。そこで、おいしいミネラルウォーターを、そのまま水だし茶に使って、かんたんにおいしい冷茶を作ることをご提案しました。

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苦みや渋み成分がわずかしか溶け出さない低温で抽出する水だしの冷茶は、とてもマイルドで、お茶のおいしさが良くわかります。ティースプーン3杯(6g)ほどで2リットルも作れますから意外にお得です。だから少し良いお茶を使ってお楽しみいただきたいですね。日本茶園のお茶ならどれもおいしくいただけるはずですが、おすすめするのは、おいしい成分がたっぷり詰まった1番茶です。特に新茶はカフェインやタンニンの量が少なくて旨み成分が豊富です。水出しで淹れると爽やかな旨みでさっぱりとして、しかもこくのあるおいしさが拡がります。水出し茶はカフェインの溶出がが少ないのでお休み前に召し上がっても安心です。
今年の夏は、手軽でおいしい水出し冷茶を日本茶園のお茶でお楽しみください。

もっとカンタンに!もっと手軽に!
とお望みのお客様に水出し専用ティーバッグのご紹介。

●水出しでおいしく楽しめる、水出し専用ブレンド茶をティーバッグ入りにしました。チャック付き防湿袋に5g入りのティ−バッグが13個入っています。ティーバッグひとつを1〜1.5リットルのポットに入れて冷蔵庫で冷やしておけば、カンタン手間いらずでおいしい水出し煎茶のできあがり。ティーバッグだから茶殻の始末もカンタンです。日本茶園のネットショップ「にっぽんチャチャチャ」で販売中!

ティーバッグをポットにひとつ入れて水を入れ、冷蔵庫で冷やします。
朝作れば、昼には冷たくておいしい水出し冷茶ができあがり!

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